秋の風物詩の一つ、コスモス。
関西を代表する名所の一つが万博記念公園。
個人的に特に気に入っているコスモスの撮影スポットです。
ここは小高い丘のようになっていて、適度に傾斜があるのでコスモスが空に向かって咲く様子を撮る事ができます。
近くなので気軽に行ける事もあり、この時期毎年のように通っています。
コスモスを撮ると、私の場合縦構図の写真がとても多くなります。
空は晴れているように見えますが、太陽は厚い雲に隠れてとても暗かったのでフラッシュを使って日中シンクロで撮りました。
普通の晴れ空の下ではこうはならないような、 少し変わった色合いです。
そうしている内に閉園時間直前になり、退場を促す放送も流れ始めます。
日も落ち始め周囲の人も減っていきますが、ここからもう一つシャッターチャンスがある事を知っていて、あえて残っている人もちらほら見られます。
それは夕日に照らされるコスモス。
秋の風物詩だからこそ、切ないこの時間帯の光にも映えます。
日が完全に沈むまでのわずかな間、色々と試行錯誤のしがいがある時間帯です。
天気の良い日は日没直後、一瞬だけ空が青く染まります。
このグラデーションがたまりません。
見頃は例年、10月上旬～11月中旬ごろ。
例年時期は若干異なりますが、10月下旬に行くとハズレは少ないのではないかと感じています。
コスモス以外にも色々な季節の花が咲いているので、一日中楽しむ事ができるスポットです。
コスモスをはじめ、季節の花々の最新の開花状況は万博記念公園のサイトで確認できます。