スマホの欠点は電池の減りの速さ。
電話以外にもネット閲覧や音楽などにフル活用していると、使い方によっては1日持たない事すらあります。
(地図やポケモンGOなど、位置情報をフル活用するアプリは特に電池の消費量が激しいですね。)
外出先でスマホの電源が切れると電話もLINEやメールもできなくなる等、連絡手段すら断たれてしまうので不便を通り越して死活問題になってくると言っても過言ではありません。
そこで是非持っておきたい品物が外出先でもスマホやタブレットに充電できるモバイルバッテリーです。
私も必要性を強く感じ、Ankerの「PowerCore 10000」を購入しました。
実際に使ってみた印象について書いてみたいと思います。
Anker PowerCore 10000を選んだ決め手
モバイルバッテリーを購入する上で一番大事なのは信頼性だと思います。
色々な会社がモバイルバッテリーを出しており中には信じられないくらい安い物もありますが、品質的にはかなり玉石混交です。
安さにひかれて買った品物が1~2回使っただけで壊れてしまったという話も良く聞きます。
この点から保証の存在が大変重要です。
また、何よりも大事なのが安全性。
海外製の粗悪なセルを使用した製品の中には、故障しやすいだけでなく異常発熱や最悪の場合発火したという話も耳にします。
またショート防止等の機能がついておらず、モバイルバッテリーから充電した機器がダメージを受けてしまうような場合もあります。
この点からは、素性の知れた日本製のセルを使用し保護機能のついた品物を是非選ぶべきです。
以前ビデオカメラの互換バッテリーを購入した時にも、日本製セルを使用した製品の安定性・安全性を強く実感する事が出来ました。
保証が充実しており日本製のセルを使った品物で、口コミの評価も良かったメーカーが「Anker」と「Cheero」の2つでした。
この2社の製品から選んだ結果、Anker PowerCore 10000を買う事にしました。
このAnker PowerCore 10000は、10000mアンペア以上のモバイルバッテリーの中で世界最小・最軽量を謳っています。
このコンパクトさが当製品を選んだ最大の決め手です。
Anker PowerCore 10000の大きさ
iPhone6と比べると横幅はほぼ同じくらい、縦幅はかなり小さくなっています。
クレジットカードと同サイズのカードを上に乗せてみました。
厚みこそ22mmと若干あるものの、サイズ的にはクレジットカードとほぼ変わらない大きさです。
重さは180gで、見た目よりも軽く感じます。
カバンの中に放り込んでおいても気にならない大きさです。
Anker PowerCore 10000の付属品
付属品として、上の写真の通りトラベルポーチとMicro USBケーブルが付属しています。
トラベルポーチには本体とケーブルをあわせて入れる事ができます。
カバンやポケットに放り込んでおいても本体に傷がつく心配が無いので便利です。
その他として簡単な説明書と、サポートセンターの連絡先案内の書かれたカードが入っています。
Anker PowerCore 10000の性能
充電可能回数はiPhone 6sで4回、Galaxy S6で3回、iPad mini4で1回です。
本体横のボタンを押すと、4段階のランプで残量を見る事が出来ます。
電池残量20%のiphone6に充電してみたところ、100%フル充電まで1時間20分程かかりました。
おおよそ1分で1%充電される計算です。
あわせて買いたい品物
当然ながら、モバイルバッテリーからスマホ等に充電するためには接続用のケーブルが必要になります。
この製品にはモバイルバッテリー本体への充電用にMicro USBケーブルが付属しているので、Androidユーザーはそれを流用する事ができます。
iPhoneやiPadに充電する場合、Lightningケーブルが必要です。
iOSデバイスに付属の物を使ってもいいですが、万一紛失しても大丈夫なように外出用のケーブルを1本準備しておく方がいいと思います。
私は同じAnkerのLightningケーブル を購入しました。
モバイルバッテリーからの充電はもちろん、充電器からの充電にも純正品同様に問題なく使えています。
今回私は、AmazonベーシックUSBカーチャージャー
をあわせて購入しました。
これで車での外出時に、シガーソケットからモバイルバッテリーに充電できるので鬼に金棒です。
もちろんiPhoneやNexus7を直接充電する事もできます。
合計2000円以上のあわせ買いでしか買う事のできない製品ですが、モバイルバッテリーと一緒に買えば条件をクリアできます。
その他の選択肢
Anker PowerCore 10000はサイズ・性能・価格すべてにおいて満足できた製品ですが、唯一弱点があります。
それが充電用のUSBポートが1つだけなので、同時に2つ以上の機器に充電する事ができない事。
私の使い方では気になりませんが、色々なデバイスを持っていて同時に2つの機器に充電したいというニーズもあるかと思います。
この場合、同じAnkerのより大容量なモバイルバッテリーであるPowerCore 13000 がおススメの選択肢です。
Anker PowerCore 13000の厚みと縦幅はAnker PowerCore 10000とほぼ同じです。
横幅が約20mm、重さが60g程度PowerCore 13000の方が大きくなります。
個人的には大きさと使用頻度を考えるとこのAnker PowerCore 10000が一番バランスが良いと感じました。
ただ、タブレットに充電するなどサイズよりもバッテリーの容量にこだわりたい方は、Anker PowerCore 13000を買った方が良いかと思います。
自分のスタイルにあったモバイルバッテリーを選んで、充電切れの心配のいらない快適な生活をお送りください!