先日日本でもダウンロードが開始されたポケモンGO。
海外でのリリースから2週間ほどで任天堂の株価が倍に上がるなど、かなりのブームになっています。
日頃ゲームをやらない私ですが、これだけの人気ぶりに「乗るしかない、このビッグウェーブに」とばかりポケモンGOを体験してみました。
ファーストインプレッション
まずは無料のアプリをダウンロードし、早速起動。
聞いていた通りゲーム上の地図で、実際の自分の位置が表示されます。
操作に慣れるため10分程アプリを触っていると、早速部屋の中にポケモンが出てきました。
その後も立て続けに計4匹、部屋から1歩も出ずにゲットしました。
(初めてのプレーヤーがゲームの世界に入り込みやすいよう、ご祝儀で最初はポケモンが出てきやすいのかもしれません。)
ゲーム自体も非常にとっつきやすく、特に操作方法を調べなくても直感的に理解できる出来になっています。
ポケモンGOは運動になるか?消費カロリーは?
位置情報をフルに活用したゲームという事で、日頃あまり体を動かさない人を中心に「運動になる」という意見があるようです。
実際にはどのくらいの運動になるのか、同じ距離のウォーキングと消費カロリーはどのくらい違うのかをFitbit HRを使って測ってみました。
今回ゲームをしながら歩いた距離は約7kmになります。
日頃私は休日の日課として同じ距離をウォーキングしているので、色々なデータを比べてみました。
〇時間
日頃私は80分程で7kmを歩きますが、今回ゲームをしながらだと90分かかりました。
7kmの間に、ゲームで10分ほど時間がプラスアルファされた事になります。
〇消費カロリー
通常この距離を歩くと、日によって若干異なるものの590~610キロカロリー程を消費します。
今回はゲームをしながら歩いて689キロカロリーを消費しました。
日頃歩くより消費カロリーが15%程アップした計算です。
1日だけの結果ですが、日頃7kmでここまでカロリーを消費した事はないので普通に歩くよりも運動になっているようです。
ポケモンと遭遇する度に立ち止まる事になるので、普通に歩き続けるよりも運動効率が落ちるかと思っていましたがこれはかなり意外な結果でした。
プレーする上での注意すべき点
海外でのリリースの時点から、ゲームに熱中するあまり歩きスマホで事故にあったり立ち入り禁止の場所に入ってしまったなどの事例が多く報道されています。
また、車を運転しながらゲームをやっていて摘発された例も複数あるようです。(これは論外ですね)
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が「ポケモントレーナーのみんなへおねがい♪」と題して注意事項をまとめたPDFを配布しているので、一度目を通しておきましょう。
子供向けの体裁で書かれていますが、ポケモンGOをプレーする人は大人でも認識しておくべき内容です。
(NISCが特定のゲームについて注意喚起を行うのは異例の事のようです。これもポケモンGOの人気過熱ぶりを表していますね。)
レアなポケモンをゲットした時など、プレー画面のスクリーンショットをSNS等Web上ににアップしたくなる場合もあるかと思います。
プレイ画面に実際の地図上での自分の位置が表示されるというゲームの性質上、自宅の場所が特定される等の個人情報上のリスクもあるので十分注意が必要です。
スマホのバッテリー切れに気をつけよう
このポケモンGO、位置情報を取得しながら常時起動して遊ぶ性質上、スマホのバッテリー消費量が半端ではありません。
iPhone6で90分遊んでみた結果、フル充電のバッテリーが50%まで減りました。
私の場合、他にもバッテリーを食うアプリが色々と入っているせいで余計にだとは思いますが、それでもこの減り方はいつもと比べ物にならない程です。
1日遊ぼうと思うとフル充電でも全く足りないと思います。
特に子供の場合、ゲームに熱中して遠くまで行ってしまいスマホのバッテリーも切れたため、電話もできずに迷子になってしまう危険性もあります。
ポケモンGOを楽しむにはモバイルバッテリーの使用は必須になってきます。
色々なモバイルバッテリーがありますが質の悪い物だと故障しやすい事はもちろん、異常発熱や最悪は発火の危険性もあります。
そのため日本製セルを使った、保証付きのバッテリーを買う必要があります。
この点からお勧めなのはAnkerのモバイルバッテリーです。
クチコミからも十分な実績がありますし、実際自分で使ってみた感触も上々です。
(Ankerのモバイルバッテリーを使ってみた感想はこちらの記事にアップしています。)
iPhone 6Sの場合、13000mAhで約5回、10000mAhで約4回の充電ができます。
13000mAhでも(厚みはありますが)IPhoneより縦が2回り大きいくらいですので、1日十分にポケモンGOを楽しもうと思えば13000mAhモデルを買っておくのが無難だと思います。
ポケモンGOの感想
家の近所の公園や駅がポケストップ(アイテムがもらえる場所)になっていたりと、現実世界の地図とうまくリンクしており本当にゲームの世界に入りこんだような気分が味わえます。
さながら実際の街を使った宝さがしをしているようです。
課金スタイルのゲームですが、無料でも十分遊べるような絶妙のゲームデザインがされていると思います。
およそ90分、7km歩いた間に手に入れたポケモンは31匹でした。
最初にも書いた通り私はあまりゲームをやらない人なので、とりあえず体験プレーはここまで。
でもかなり面白く、ハマる人が多いのもうなずけます。
とりあえず今回1日プレーしてみて、これで世間の話題からノケモンにはならなくて済むのではないかと。
(↑これが言いたかったらしい。お粗末。)