アロマテラピーと言えば「女性向け」というイメージが強いです。
ですが仕事疲れや日頃のストレスへの効果は、女性だけの物にしていてはもったいない。
女性がアロマサロンに行って行う物というイメージがありますが、実際は家庭で簡単に行うことが出来ます。
男性も日頃の生活へ積極的に取り入れていくべき、手軽なリラックス法です。
知り合いのアロマテラピストの方に簡単な入門方法を教えて頂きました。
(男性に限った話ではないので、これから入門したい女性の方もお読み頂ける記事です。)
アロマテラピーの効果
アロマテラピーは植物から抽出した「エッセンシャルオイル(精油)」を使った民間療法です。
精油にはその植物の香りや有効成分が凝縮されており、疲労回復や心身のリラックス、体調不良などに効果があります。
使う精油によって、様々に異なる効果を得ることが出来ます。
中には仕事中の眠気を抑える事ができる精油も…。
アロマテラピーのやり方
アロマテラピーのやり方とはそれすなわちエッセンシャルオイルの使い方になります。
一番手軽な方法はオイルをティッシュやハンカチに染み込ませて、その匂いを嗅ぐだけでOKです。
これなら仕事中でも簡単に出来ますね。
(最初、若干怪しげには見られるかも知れませんが・笑)
しかし一番ポピュラーな使い方は、「ディフューザー」を使って部屋中にアロマの香りを広げる芳香浴です。
ランプの熱や火で温める物など色々なタイプがありますが、加湿器タイプの超音波式が使いやすくて効果も感じやすいかと思います。
私が買ったのはこちらの超音波式ディフューザー。
水と数滴のオイルを入れて電源を入れると、部屋中にアロマの香りが広がります。
非常に使いやすく、コストパフォーマンスも良い品物ですが、唯一の欠点は真下から水が少しだけこぼれる事。少しだけなのでティッシュかハンカチを敷いておけば問題ありません。
他のやり方としては、お風呂に数滴入れると非常にリラックスできますし、水で薄めると消臭・芳香のスプレーにもなります。
おすすめのエッセンシャルオイル
「生活の木」というメーカーの精油が、品質が良くプロのテラピストも使う位だそうですが、やはりいい値段になってしまいます。
個人的にダントツでお勧めなのは、こちらのショップの「よりどり5本1000円セット」です。
(少し大きい瓶はセットとは別で買った物です)
個人用には十分な量ですし、品質は知人のテラピストの方からも合格点を頂いたので安心して使う事が出来る、コストパフォーマンスに優れた一品です。
効果には個人差があるので、まずはこちらで気軽に試してみる事ができます。
以下が主なオイルの効果になりますので、この5本セットで気になる物を選ぶと良いかと思います。
ちなみにリラックスに効果のある精油は、肩凝りなどの緊張性の痛みにも効きます。
・ラベンダー
→リラックスから安眠、筋肉痛などの痛み、希釈すると皮膚のトラブル(※)にまで効果のある万能選手。
最初に手に入れたい精油の一つです。
・ユーカリ
→働く方に特にお勧めしたい精油。眠気を抑えて脳をシャキッとさせる効果があります。
ティッシュかハンカチに染み込ませてどうぞ。
他にも風邪の予防や消臭に効果があります。
・ローズマリー
→バラのような優雅な香り。集中力や記憶力のアップとリラックス効果。
筋肉疲労や冷え症にも効き目があります。希釈すると皮膚のトラブルにも(※)
・オレンジスゥイート
→オレンジのような爽やかな香りで体をリラックスさせて、沈みがちな気分を明るくする効能。
安眠効果もあります。
・スペアミント
→ハッカのような爽やかな香り。ユーカリと同じく眠気を抑える効果があります。
心のリフレッシュや消化器系の不調にも効果があります。
・レモン
→レモンそのままの爽やかな香り。
頭をリフレッシュする効果や気分を明るくする効果があります。
・レモングラス
→集中力を高める効果。レモンより柔らかい香りでリラックス効果もあります。
レモングラスのハーブティーには胃腸の調子改善効果も。
・ティートゥリー
→除菌や消臭の効果があります。花粉症にも。
希釈するとキズや水虫などの皮膚のトラブルにも効果があります。(※)
精油それぞれの効果ももちろんですが、一番大事なのは気に入った香りを使う事。
リラックスする事が一番なので、効果にこだわるあまり気に入らない香りを使ってしまう事は決していい結果につながりません。
(※)精油をそのまま直接塗ると、刺激が強すぎて皮膚を傷めてしまいます。
必ず水かキャリアオイルで薄める必要があります。
アロマテラピーをさらに深く知るには
ここで書いた以外にも、精油から作ったマッサージオイルでのアロママッサージ(精油そのままでは肌に塗らないで下さいね!)や、肌に優しいシャンプー・石鹸の作り方など非常に活用の幅は広いです。
ここを語り始めると奥が深過ぎて専用のサイトが一つ出来てしまう位になってしまいます。
多くのサイトや書籍がありますので、興味を持たれた方は是非自身で色々と調べてみてくださいね。
特にわかりやすく、お勧めの本は↓こちらになります。
・アロマテラピーの教科書―いちばん詳しくて、わかりやすい!