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効率重視の情報処理技術者試験勉強法

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先日の勉強法の話題に続いて、今日は情報処理技術者試験の勉強法について書いてみる事にします。
私はこの試験では応用情報技術者、ネットワークスペシャリスト、情報セキュリティスペシャリスト等に合格しており、その時に使った勉強法です。
合格するという事に対しての学習効率を最重視しているので、試験の合否に関わらず広い知識をつけるための勉強とは相反する部分もあります。

手始めに情報処理技術者試験の勉強というと、まず参考書の類を買いたくなるかと思いますが、ここはその衝動をグッとこらえましょう。

その1:問題の傾向と得手不得手を把握する

情報処理試験は以前と全く同じ問題や同傾向の問題が出る事が多いので、まずは過去問を徹底的に解きます。

IPAのウェブサイトでも無料で過去問が公開されていますが、やはりここは解説も付いた市販の過去問集を買った方がよいでしょう。
(単に問題を解くだけではなく、自分が間違った点を解説で振り返る事も重要です)

過去問を徹底的にやる事には非常に大きなメリットがあります。
それは問題の傾向やテーマごとの出題比率と、自分の得手不得手を把握する事が出来る事。
自分が苦手な分野の問題でも実はあまり出題されないといった場合もあるので、まず傾向を把握しておくことは重要です。

例えば私の実体験で言うと、ネットワークスペシャリスト試験の待ち行列理論。
多くの参考書には「この試験にはとても大事なので必修」と書いてあるのですが、私にはチンプンカンプン。
ですが過去問題を見るとこれまでの試験でも必ず出題はされるのですが、1回の試験ではそんなに多くの問題数はありませんでした。
私の過去問での得点傾向から見て、待ち行列理論関係の問題は仮に全部間違えても問題は無いレベルである事が判明。
そこで私はこの部分は完全に捨て、その分の勉強時間を別の分野に回すことにしました。
結果は案の定、待ち行列理論の勉強はバッサリ捨てていて問題ありませんでした。

とにかく過去問で自分の強み・弱みと問題の傾向を把握する事でこのように重点的に勉強すべきジャンルと捨ててよいジャンルを見つける事ができます。

「苦手な分野ばっかりで話になんねーよ」って場合でもまずは過去問を数稽古して、間違いながら体で覚えて行くようにしましょう。
その後で参考書で勉強した方が、理解度が深まります。

その2:完璧を目指す必要は無い

情報処理試験は午前・午後(さらに1・2に別れている場合もあり)といった各セクションそれぞれで60%を取れば合格です。
6割取ればいい(4割間違えても問題無い)ので、完璧を目指す必要はありません。
この点を頭に入れて、自分自身の過去問の正解傾向を把握しましょう。
配点を見て問題が無いようなら、苦手な分野はバッサリ捨ててしまうのも手です。

苦手だけどどうしても必要な分野も、6割取れるだけ覚えればいいと思えば、だいぶ楽になります。
例えば私の場合、暗号関連技術への苦手意識の克服がこれにあたりました。
大目標として春に情報セキュリティ、秋にネットワークとスペシャリスト試験のダブル取得を目指していた時、どちらの試験にもこれが立ちふさがりました。

ひたすら過去問を解いた結果、出題傾向からここだけは避けて通るわけにはいかないとわかったので、暗号化技術に特化した本を1冊買って体系的に学ぶようにしました。
結果、この部分を重点的に(とはいっても最低限必要な点を取れる程度でOK)勉強する事で無事、目標達成を果たしました。

もちろん、予想外の問題が出る可能性等もあるので全体としては過去問を75%~80%くらいは取れるようにしておきましょう。

(余談:暗号化技術を勉強するために買った暗号技術入門 秘密の国のアリスは基本から大変わかりやすくまとめられており、試験勉強にもその後にも大変役に立ちました。私のように暗号化が苦手という方には大変お勧めです。)

その3:いきなり参考書に手を出すデメリット

参考書では、試験の全ジャンルがまんべんなく網羅的に記載されています。
これは知識を幅広くつけるという意味ではメリットですが、デメリットとなる一面もあり試験勉強のみにフォーカスを絞った場合には、そこまで覚える必要が無いという部分まで書いている事も多々あります。
あくまで「合格する」という事だけに重きを置いた場合、全てを網羅的に覚えようとすることは学習効率として良くありません。

またいきなり参考書に手を出した場合、書かれた全分野を完璧な理解しなければならないと思って勉強自体が億劫になり、結局手をつける事が出来なかったというケースも身近でよく聞きます。

その4:参考書で知識を補強する

過去問で点が取れなかった分野、苦手な分野を中心に参考書で知識を底上げしていきます。

「おいおい、1つ前の[その3]と矛盾してるじゃねーか」と思った方もいると思います。
ただ、参考書自体が不要なわけではありません。
この段階になって初めて参考書を使った勉強に入る方が、学習効率が良くなります。

いきなり参考書に手を出すより、過去問で得意と苦手が把握できている今なら6割を目指して効率よく勉強する事が出来ます。

特定の分野だけに苦手が重なっている場合には、私がやったのと同じように参考書は使わず、その部分に特化した専門書を買って勉強する方が効率も良く、力もつくと思います。

参考書は出版社や著者毎に切り口が異なり、好き嫌いも出やすいので立ち読み等中身を確認してから買うのがベターだと思います。
個人的には「情報処理教科書」シリーズがわかりやすくまとまっており好みです。
(注:あくまで個人の意見です)

その5:最後に

資格はあくまでも「自分がどれくらいのスキルを持っているか」を客観的に示す方法です。
今回の勉強法は合格までの効率を重視しているため、「自身の実力を上げた結果が資格という形で結実する」という正攻法からすると邪道な部分もあります。

資格の目的を見失って、合格数だけを目標にしてしまうのは本末転倒です。
実務で「〇〇さんネットワークの資格持ってましたよね。資格者の目線でここはどう考えればいいですか?」なんて聞かれた事も多くあります。
そんあ時に「うっ…(絶句)」となってしまわないように、目標の資格をある程度取得したら、後付けででもその分野の知識をある程度身に付けた方が、結局幸せになれると思います。

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